11 狙いのマンションを見学、そして契約へ
●ポイント
今回、私のケースでは買い替え先が新築マンションであったため、少々の無理が認められた結果となった。ただ、中古物件への買い替えの場合、このあたりの交渉は営業さんが売主さんとのあいだで行ってくれるものなので、とにかく希望を伝えることが一番重要。中古物件の場合、売却を急いでいる売主さんなどであれば、少々の無理が利くこともある。
さて、売れた。けれども、次が買えなくては話がすすまない。早速担当営業さんが、狙っていた新築マンションの販売会社に連絡をし、話を通して根回ししてくれていた。本当にやることがぬかりなく、かつ完璧だ。
そして、 「早速明日、マンション買ってきてください。印鑑一つ持っていけば大丈夫なように、話が通ってますから。」 と言われた。
営業さんとしても、次の居住地を確保してくれないと売るものも売れなくなってしまうので、必死なのだ。
とはいえ、こちらだって次に移りたかったのだから、この積極性はありがたい。少し目を白黒させながら、翌日印鑑を持って3度目になるマンションギャラリーへ足を運んだ。
なんと、こんなにも、対応が違うものなのだろう。3回目は、マンションの販売会社が交代していた。それにしても、だ。 見込み客キタ!というこの対応はなんだ。
今まで、風船しか与えられていなかったうちの息子に、次から次へとお菓子が与えられている。 販売員の声のトーンが違う。そしてなにより「どの部屋でも、残ってるところ、どうぞ!!」という言葉。
どうぞ、って言われても予算からすると一番安いところしか・・・。と思ったのだが、「売契約された不動産会社の担当さんから、お話は伺ってますので。こちらも勉強しますから、どこでもリクエストしてください。」と言われる。どこまで根回ししたんだろう。すごい。
そして、ほいほいと現地の見学もさせてもらった。まだ建設中だったので、6棟のうち5棟しか出来上がっていなかったが、最後の1棟はヘルメットを貸してもらい、休日だったため工事中の現場へ足を入れさせてもらった。
結果としては、半地下のため上階より安くなっていた、一番駅に近い棟がやはり気が行ってしまった。このマンション6棟は完全につながっており、エントランスが2箇所しかないため、やはり駅に近いエントランスがある棟が良く見えてきたのだ。また、そこだとぎりぎり海が見えるということもあって、かなり惹かれた。
しかし、予算は、前のマンションのローン残高を下回る額であること、が大前提だったのだ。頭金にするお金は、全て前回のマンション購入時と、車の購入時に使ってしまったため、残っていない。おまけに、貯蓄も本当に少なかったため、結局ギリギリ引越し資金が手元に残ったに留まっていた。
しかし、広さの面でも、駅から遠い方の棟では少々手狭に感じ、やっぱり無理をしてでも、、、と考え恐る恐る希望を切り出した。
すると販売員さんは、予算額や状況なども詳しく売契約側の営業さんから話が通っていたらしく、「一応上司に相談してみます」とかなりの勉強額を抱えて奥の部屋に引っ込んでしまった。
そして再び姿を現すと、若干嬉しそうに「本当に本当に難しいのですが、」と前置きしながら希望額で契約OKとなったのだった。
