04 マンションを見に行く
●ポイント
世帯主となる人がマンションギャラリーに一緒に行くのは鉄則。また、ローン残高について考える際に、車やお墓など住居以外のローンがあると売却できないので注意したい。
一括査定をしたものの、やはりローンの残高を考え、相場の売却額(査定額)を考えると買い替えは無理か・・・。そう思いながら、数日を過ごした。
査定のことを忘れたころに、とある新築マンションのチラシを見て、思わずまた心が動いてしまった。また、場所の割には手頃な価格。
しかし、今度は名のある売主、しっかりした施工会社、共有スペースは有名デザイナーが手がけ、内装も名のあるデザイナーが担当していた。「見に行ってみよう!」と夫を誘ったが、きっぱりと拒否された。
実は、一括査定をする半年ぐらい前に、別のマンションを見に行ってみていた。
その物件は、結局どうにも高くて手が届かなかったのだが、そんなに気に入りもしなかったのだが、見るだけでもいろいろと書かされ、営業され面倒な思いをした夫は、かなり腰が重くなっていた。そもそも、買い換える気がないのだから、行く意味がない。
結局、私が心動かされた物件には、私一人で行ってみることになった。私も、見て、無理だと思えば気が済むだろうと考え、マンションギャラリーに飛び込んでみた。
一応、お客さんではあるので、対応してはくれたが、世帯主もおらず、とてもさっぱりした接客だった。 概要を聞き、マンションの模型を見せてもらいパンフレットを手に、現地まで車で送ってもらって帰ってきた。
現地はまだ土地の整備中で、でもそこから見える相模湾がまぶしく、心地よい風をうけて、うっとりして帰途についたことを覚えている。
しかし、マンションの模型を見て値段の意味がわかった。 最寄駅からマンションまで徒歩10分強。 ただ、山の斜面に張り付くように繋がって建てられるマンションは全6棟で、駅から一番近い棟から一番遠い棟まで2つのエレベーターを乗り継ぎたどり着くとゆうに10分くらいかかってしまいそうなのだ。
なんの、これしき。そう思ったところで、ローンの残高が減るわけでもない。
家が売れたわけでもない、それどころかまだ売りにも出していない客に対して、さっぱりした接客になるのはあたりまえだと、ただ思い知っただけだったが、やはり良さそうな物件だという思いも募ってしまった。
