12 契約後は手続きの嵐

●ポイント
入居時期については、最初に希望を伝えることによって、売主の方に味方されます。たとえ、契約したあと半年後になるとしても、売主の都合が優先されるのです。しかし、そこであまり強気になって、買う方の意思をそぐようでもいけないので、要交渉なのですが、やはり次の目処がないまま追い出されるということは絶対にないことです。

また、最初に言われていたことですが、ルームクリーニングなどは、基本的には売る方は気にしなくてよいとのこと。「現状引渡し」という鉄則があるから、あとは気持ちの問題だそうです。とはいえ、やはりゴミなどを残さず、できれば水周りもキレイにして引き渡したかった、、、という気持ちもあったのですが、ドタバタやっては後の祭り。。。

 たった2日間で全てが決まってしまった。激動の2日間だった。

 ものすごく、あっけなく決定してしまった。

 それからは手続きの嵐。

 新築マンション購入の方は、夫に任せたが、売買契約の方は私が夫の代理人となって手続きを行った。まず、車のローン一括返済、その証明書の発行。

 その後、売り契約で一度銀行口座に全額が振り込まれ、そして前のマンションのローンを一括返済する手続き。そして次の新築マンションのローンを借りる手続き。登記事務所にも夫の代理で足を運んだ。

 幾つもの実印を押して、住所と名前を書く。その手続きの仕切りも、不動産会社の営業さんが行ってくれたので、「ここに住所と名前を」という指示、最後にまとめて「こことここと・・・・に捺印を。」と印鑑タイムを設けてもらい、無事終了。

 引越しは、新築マンションの引渡しに合わせてもらい、3月末でということになった。

  買ってくださった方は、一刻も早く引越ししたいと焦っておられたのだが、そこも不動産会社の手腕で、しっかりと希望の日まで止めておいてくれた。そうしてくれないと、この売買が成り立たないので、重要なことなのだ。

 電話やガスなど公共の件の連絡を済ませ、引越しに向けてちゃくちゃくと準備を行い、あとは荷物をまとめるだけ、となった。

  が、仕事の遅い私の悪い癖もあって、荷詰めは前日の夜中までかかってしまった。

 翌日は夕方から引越し業者の方がみえ、中途半端なモノ達をどんどん片付けてくれて荷物がなんとかトラックに詰まれていった。

  すっかり日が暮れてから最後に電球を外してトラックに積み込み、搬出が終了した。感慨に浸る気持ちもそこそこに、疲れた体を引きずって新居へ。

 トラックは、一晩荷物を積んだまま翌日朝から搬入という手はずになっている。そのため、自家用車に布団を詰め込み、何もない新居で寝ることにした。

 翌朝、搬入は夫にまかせ、私は旧居の掃除と鍵の引渡しに向かった。何しろ、あれこれドタバタして、最後に真っ暗になったため、水周りなどの掃除が全くできていなかったのだ。急いでゴシゴシやっているところに、予定よりずっと早く、買主さんが現れた。

  わわわ、と思って鍵を引渡し、結局掃除はそこそこに退散することになった。

 そんなに、早く?!と思いつつ、また飛ぶ鳥、あとを濁しまくったまま去ることになったことに胸をいためつつ、旧居を後にすることになった。

13 あとから考える >>