01 マンション購入、しかし・・・
マンション購入のポイント
マンション購入の際には、必ず周囲の環境をよく知ること。
また、建具や設備についても検討し、モデルルームの内装もチェックすること。
売主だけでなく施工会社もチェックすること。
ブランド戦略のマンションであれば、他の物件についても調べてみること。
新築マンションを購入、モデルルームや間取り図などで決定し、竣工までの期間は新生活を想像し楽しい毎日を過ごしていた。
待ちに待った、内覧会。想像の世界から、実物を見るという感動のひとコマ。ウキウキと心を弾ませて現地に赴いた。
ところが・・・、だった。
待っていたのは、完成したてのピカピカの新品マンション。新品なのだが、実際は完成していなかった。全然間に合っていなかった。 それだけなら、まだ許せるのだが、あまりのいい加減な仕事に落胆の色が隠せなかった。
壁に残された30センチぐらいのすり傷。リビングと廊下を仕切る扉のガラスがはまっていない。ウォークインクローゼット内の壁紙は、大幅に余ったまま垂れ下がり、そのまま放置されている。ドアの枠は、床フローリングとの間い隙間が2ミリほど開いている。
フローリングには数箇所のすり傷。
何箇所か、指摘する場所があるのはあたりまえかもしれないが、ドア枠の件は「このくらいは、誤差の範囲ですから」と修復すらしてもらえない雰囲気だった。
また、モデルルームの時には気づかなかった、タオルかけや風呂場のドアにも、安さが見えかくれ。居室のドアも、たわみそうなぐらい弱々しい素材。床から壁の立ち上がり部分は、板ではなくプラスチック素材のテープ。何から何まで、安さが爆発していた。
確かに、場所の割りに、そして広さの割りに安かった。それが、こうやって現れてくるとは。
モデルルームで検討している際に「最近のマンションなら、備品類や設備は間違いないだろう。」と、機能面もデザインセンスの面も心配していなかった。
内覧会での指摘は、なんとか終えたのだが、13項目ほど指摘したのでかなり落ち込んでいた。そうしたら、手続きの場所で隣のテーブルから聞こえてきたのは「65番はいつまでに、どのように?」という言葉。うちだけがひどいのかと思っていたら、他所はもっとひどいのかと感心すらしてしまった。
